メリット

2019年07月13日更新 / 2015年02月18日公開
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「原付」と名前がついていながら「~50ccまでの原チャ」とは、まるでスケールが違う待遇の「原付二種」。そんなメリット、実はこんなにあるんです。

維持費が安い!

原付二種の年間最低維持費は5,398~5,798円なんです。

まず下の表をご覧ください。これは法律上必要な一年間の最低維持費を記したものです。

排気量別年間維持費の目安2019年7月現在(単位:円)
排気量 50cc未満 50cc-90cc未満 90cc-125cc未満 125cc-250cc未満 250cc-400cc未満 400cc-
呼称区分 原動機付自転車
通称「原付」
小型自動二輪車
通称「原付二種
普通自動二輪車 大型自動二輪車
軽自動車税 2,000 2,000 2,400 3,600 6,000
自賠責保険*1 7,500 7,500 7,500 8,650 8,290円
重量税(/年) 不要 不要 不要 不要*2
  • 1,900(初度登録より13年未満)
  • 2,200(初度登録より13年以上)
  • 2,500(初度登録より18年以上)
車検 不要 不要 不要 不要 必要*3
合計費用 9,500 9,500 9,900 12,250~17,150 18,190~*4
脚注

「あれあれ?上の表を見ると、原付二種の年間維持費は最低でも9,500~9,900円じゃないの~?」

と思ったのではないでしょうか。
実は自賠責保険に関して長期契約すると、年間あたりの費用がどんどん下がるんです。

契約年数から比較した、排気量別自賠責保険の費用
(カッコ)内は一年あたりの支払う費用2019年7月現在(単位:円)
契約期間 50cc未満 50cc-90cc未満 90cc-125cc未満 125cc-250cc未満 250cc-400cc未満 400cc-
1年 7,500
(7,500)
7,500
(7,500)
7,500
(7,500)
8,650
(8,650)
8,290
(8,290)
2年 9,950
(4,975)
9,950
(4,975)
9,950
(4,975)
12,220
(6,110)
11,520
(5,760)
3年 12,340
(4,114)
12,340
(4,114)
12,340
(4,114)
15,720
(5,240)
14,690
(4,896)
4年 14,690
(3,673)
14,690
(3,673)
14,690
(3,673)
19,140
(4,785)
5年 16,690
(3,398)
16,690
(3,398)
16,690
(3,398)
22,510
(4,502)

5年契約のプランだと、1年あたりの自賠責費用は3,398円
軽自動車税2,000~2,400円を加えた年間の最低維持費用は、

  • 排気量50cc-90cc未満の原付二種の場合 : 5,398円
  • 排気量90cc-125cc未満の原付二種の場合 : 5,798円

しかしこれだけだと事故を起こした場合、多大な賠償金が発生してしまいます。そこでその不安を払しょくするのが任意保険でしょう。やはり万が一の事態に遭遇してしまった場合に備え、任意保険は加入しておくべきものですが、やはり自動車に限らずバイクに関しても維持費が高騰してしまう遠因です。

しかし原付二種はなんと自動車を所有している場合、多くの自動車保険で

ファミリーバイク特約

に加入することができるんです。ファミリーバイク特約は通常の自動車保険料におおよそ10,000円上乗せするだけで、バイクの任意保険と同等の保障をしてくれる特約です。この特約が適用されるのは原付・原付二種だけの特権です。

実はこのファミリーバイク特約こそ、維持費において原付二種の最大の利点の一つだともいえます。
排気量125cc以上のバイクはファミリーバイク特約に該当せず、単独で任意保険に加入しなければいけません。すると初年度保険料などは年齢により前後しますが、おおよそ25,000~50,000円にもなってしまいます。これこそが原付二種人気の要因の一つです。

制限速度が車と一緒!

原付二種は60km/h走行が可能50cc未満の排気量を持つ原動機付自転車の法定速度は30km/hですが(道路交通法第22条第1項、同法施行令第11条)が、原付二種の速度はなんと60km/h!車と同じなんです。

法定速度30km/hの原付一種(~50cc未満)が60km/hのスピードを出して捕まったとすると、違反点数3点加点・18,000円の反則金となります。でも原付二種だと法定速度が60km/hですから、スピード違反で捕まることはありません!
これこそが、原付にして原付にあらずの「原付二種メリット」なのです。

2人乗り(タンデム)OK!

原付二種は二人乗りが可能排気量50cc未満の原付だと、2人乗り(タンデム)走行は禁止。原付二人乗りで警察に捕まると、定員外乗車で違反点数1点加点・5,000円の反則金が発生してしまいます。

でも原付二種は2人乗りOK!彼女や友達を後ろに乗せてツーリングなど、原付とは比べようのない機動力を発揮します。しかもあまり知られていませんが、最大積載量も原付では30kgすが、原付二種では60kgに増えるためキャンプ用品や氷などで重くなったクーラーボックスなどを積むことができるんです。

2段階右折なし!

50cc未満の原付は片側3車線以上の右折の場合、2段階右折と言うマニアックなテクニックが義務付けられています。しかし原付二種そのような制限はありません
また原付だと複数の通行帯があっても第一通行帯以外を通行してはいけない義務がありますが、原付二種はそのような制限はありません。前に遅い車がいれば追い越し車線に進路変更し、車と同じように前の車を追い越すこともできます。

原付と変わらない機敏性

車輌サイズから言うと原付二種(90~125cc)は原付(~50cc)とそれほど車格に違いがなく機動性が高いので、渋滞でのすり抜けや狭い道での走行に非常に長けています。

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原付二種の基礎知識