原付二種スクーター比較

2016年02月19日更新 / 2015年02月18日公開
Pocket

通勤通学など、日常の足として大活躍の原付二種スクーター。その中でも汎用性に優れ、堅実で実用性の高いバイクを比較。自分に合うスクーターは一体どれだ?

各社スクーター比較

各社から発売されている原付二種スクーターのうち、コストパフォーマンスの良いもの1台ずつピックアップ。Honda ディオ110、YAMAHA アクシス トリート、Suzuki アドレスV125、KYMCO アジリティRS125のスペックを徹底比較。

インプレッション

Honda ディオ110

2011年グッドデザイン賞を受賞。充実の装備に関わらず、国内ブランドとしては最安値の販売価格を引っさげて殴りこんできた革命児。

YAMAHA アクシス トリート

生産を台湾で行うことによって、国内メーカーとしては格安の販売価格を引っさげ、原付二種の敷居を低くした庶民派スクーター。

Suzuki アドレスV125

自他共に認める通勤快速こと、AddressV125。コストパフォーマンスだけでなく、性能や機動性も含め、原付二種スクーターの本命か。

KYMCO アジリティRS125

KYMCOが日本の原付二種市場へ解き放つ、伏兵アジリティRS125。シート下にはフルフェイス、盗難防止シャッターロックなど抜かりはなく低価格。

原付二種スクーターのスペック比較表
ホンダ Dio110
Honda ディオ110
ヤマハ Axis Treet
YAMAHA アクシス トリート
スズキ Address V125
Suzuki アドレスV125
キムコ Agility RS125
KYMCO アジリティRS125
全長 1,845mm 1,795mm 1,750mm 1,940mm
全幅 670mm 675mm 635mm 685mm
全高 1,090mm 1,070mm 1,030mm 1,130mm
軸間距離 1,255mm 1,255mm 1,235mm 1,325mm
最低地上高 120mm 105mm 120mm 140mm
シート高 755mm 735mm 740mm 800mm
車輌重量 103kg 110kg 97kg 107.0kg
カタログ燃費 52.0km/l 46.0km/l 52.0km/l
最高出力 6.2kW[8.4PS] /8,250rpm 6.0kW[8.1PS] /7,000rpm 7.3kW[9.9PS] /7,500rpm 6.9kW[9.3PS] /8,500rpm
最大トルク 8.7N.m[0.89kgf.m] /6,500rpm 8.9N.m[0.91kgf.m] /6,000rpm 10N.m〔1.0kg・m〕 /6,000rpm 9.1N.m /6,500rpm
燃料タンク容量 5.5リットル 5.6リットル 6.0リットル 5.0リットル
タイヤ(前) 80/90-14M/C 40P 3.50-10 51J 90/90-10 50J 120/70-12
タイヤ(後) 90/90-14M/C 46P 3.50-10 51J 100/90-10 56J 130/70-12
値段(税込) ¥205,200 ¥226,800 ¥243,000 ¥179,280
全長が短い順
全長が短ければ、駐車場などでの取り回しがし易い。
  1. Suzuki アドレスV125 – 1,750mm
  2. YAMAHA アクシス トリート – 1,795mm
  3. Honda ディオ110 – 1,845mm
  4. KYMCO アジリティRS125 – 1,940mm
全幅が狭い順
全幅が狭いとすり抜けがし易い。
  1. Suzuki アドレスV125 – 635mm
  2. Honda ディオ110 – 670mm
  3. YAMAHA アクシス トリート – 675mm
  4. KYMCO アジリティRS125 – 685mm
全高の低い順
全高が低いと、狭いスペースでの取り回しがし易い。
  1. Suzuki アドレスV125 – 1,030mm
  2. YAMAHA アクシス トリート – 1,070mm
  3. Honda ディオ110 – 1,090mm
  4. KYMCO アジリティRS125 -1,130mm
軸間距離が短い順
軸間距離が短いと、取り回しやUターンが容易。
  1. Suzuki アドレスV125 – 1,235mm
  2. Honda ディオ110 – 1,255mm
  3. YAMAHA アクシス トリート – 1,255mm
  4. KYMCO アジリティRS125 – 1,325mm
最低地上高の低い順
最低地上高が低ければ同時にステップ位置も低いことが多く、乗り降りがしやすい。
  1. 105mm – YAMAHA アクシス トリート
  2. Honda ディオ110 – 120mm
  3. Suzuki アドレスV125 – 120mm
  4. KYMCO アジリティRS125 – 140mm
シート高の低い順
シート高の低いと、足付き性が良い。
  1. YAMAHA アクシス トリート – 735mm
  2. Suzuki アドレスV125 – 740mm
  3. Honda ディオ110 – 755mm
  4. KYMCO アジリティRS125 – 800mm
車輌重量の軽い順
重量が軽ければ、取り回しがしやすい。
  1. 97kg – Suzuki アドレスV125
  2. Honda ディオ110 – 103kg
  3. KYMCO アジリティRS125 – 107.0kg
  4. YAMAHA アクシス トリート – 110kg
燃費の良い順
燃費が良いほうが、財布にやさしいですね。
  1. Suzuki アドレスV125 – 52.0km/l
  2. Honda ディオ110 – 52.0km/l
  3. YAMAHA アクシス トリート – 46.0km/l
  4. KYMCO アジリティRS125 – 不明
最高出力の高い順
パワーが大きいほど、スピードも出やすい。
  1. Suzuki アドレスV125 – 7.3kW〔9.9PS〕/7,500rpm
  2. KYMCO アジリティRS125 – 6.9kW[9.3PS] /8,500rpm –
  3. Honda ディオ110 – 6.2kW[8.4PS] /8,250rpm
  4. YAMAHA アクシス トリート – 6.0kW[8.1PS] /7,000rpm
最大トルクの大きい順
トルク値が大きいほど、駆動力が増す。
  1. Suzuki アドレスV125 – 10N.m〔1.0kg・m〕 /6,000rpm
  2. KYMCO アジリティRS125 – 9.1N.m /6,500rpm
  3. YAMAHA アクシス トリート – 8.9N.m[0.91kgf.m] /6,000rpm
  4. Honda ディオ110 – 8.7N.m[0.89kgf.m] /6,500rpm
タンク容量が大きい順
燃費にもよるが、タンク容量が大きいほど給油の手間が省ける。
  1. Suzuki アドレスV125 – 6.0リットル
  2. YAMAHA アクシス トリート – 5.6リットル
  3. Honda ディオ110 – 5.5リットル
  4. KYMCO アジリティRS125 – 5.0リットル
値段が安い順
そりゃ、値段がお安いほうがいいって。
  1. KYMCO アジリティRS125 – ¥179,280
  2. Honda ディオ110 – ¥205,200
  3. YAMAHA アクシス トリート – ¥226,800
  4. Suzuki アドレスV125 – ¥243,000

今までこのクラスの125ccスクーターをラインナップに揃えていなかったHonda。しかし2011年それらに対抗しうる新鋭機Honda ディオ110を伏兵として送り出してきた。バランスのよい機動力もさることながら、クラス最高燃費もたたき出すなど、明らかにライバルを意識した作りとなっている。そのせいもあってか、充実した装備を与えられている。しかも国内メーカーでは最安値なところが非常に魅力的だ。今注目の一台と言える。

国産メーカーの中で低価格路線の布石を作ったYAMAHA アクシス トリート。実燃費もよく、取り回しなどしやすい反面、やはりパワー不足はいがめない。またシート下のメットイン容量もそれほど大きくなく、荷物を多くつめないのが残念だ。「AXIS Treet 快適セレクション」を発売したのも苦し紛れに見えなくもないが、そろそろフルモデルチェンジして125ccスクーター戦争に油を注いで欲しいところだ。

おそらく、通勤・通学用スクーター優秀なのがSuzuki アドレスV125だ。操作性やパワー・燃費など、多くの面で他を凌駕している。しかし、このサイズとしては少々お値段が張るように思われる。そろそろ他に値段を合わせてもよい時期かもしれない。

そんな日本メーカーの横で頑張っているのが、台湾のメーカーKYMCO。中でもKYMCO アジリティRS125はかなり挑戦的で刺激的な一台だ。トルクや出力があることもさることながら、価格が素晴らしい。現在、日本で買える新車で最も安い部類に入るのではなかろうか。この¥174,300はかなり魅力的だ。若干、軸間距離が長かったりして取り回しがし辛い場面に遭遇することもあるかもしれないが、選択肢の1つに入れてみる価値のある一台だ。

Pocket

スポンサーリンク
原付二種比較